高齢者の方でも食べやすく、栄養をとりやすいレシピの紹介「第6弾」です。今回のテーマは「低栄養」予防についてです。
活動量の低下や食思不良により食事量が低下し低栄養のリスクが高まります。

少しでも栄養状態を良くする為に効率の良い食事摂取についてご紹介いたします。

 

〇たんぱく質をしっかり摂る!!
高齢者が1日に必要なたんぱく質量の目安として、1.0~1.2g×体重(kg)が推奨されています。

フレイル予防では、体重が50㎏の人なら50g~60gが必要です。

たんぱく質を含む食材をすべて片手に乗るくらい食べることが目安になります。

サラダや汁物の具材でたんぱく質を含む食品を取り入れる事で摂取量を増やす事ができます。

★おススメ食材★
・魚の缶詰  骨まで柔らかく調理負担なし。塩分が強い為制限がある方は注意!
・練製品   かまぼこ・はんぺん・かにかま・ちくわ・さつま揚げ 柔らかく食べやすく他の食材との相性も良いです
・加工品   ウインナー・ハム・蒸し鶏・シュウマイ チルドや冷凍食品も豊富です
・大豆製品  油揚げ、豆腐、納豆
・その他   しらす・かつお節・粉チーズ

≪簡単親子丼≫ 材料一人分(画像2)
・ご飯 茶碗1杯  ・焼鳥の缶詰1つ
・温泉卵      ・お好みで刻み海苔、紅生姜、ネギ

 

【作り方】
1.丼にご飯、焼鳥の缶詰の順に盛り付ける(好みで野菜を敷いても良い)
2.温泉卵を乗せ、お好みで海苔等をかける

エネルギー342kcal たんぱく質22.6g 脂質11.6 塩分1.4g
*ご飯は100gで計算