9/1は防災の日、9月は防災月間です。
今回は、「災害時の水分摂取について」紹介いたします。
東日本大震災時、断水は約250万世帯、復旧は1週間で約57% 約6か月半で完了となりました。
また、平成 30 年7月豪雨では26万世帯、10日ほどで断水の解消が急速に進み、
8月13日までにほぼすべての地域で解消していました。
災害の種類に関係なく起きる断水。そのため、備蓄は必須といえます。
〇水分の備蓄について
水分の必要量は飲料水+調理用水を合わせて1人1日およそ3L程度必要と言われています。
最低3日~7日分の備蓄が必要であるため、
1人あたり2Lペットボトル5本~11本の備蓄が必要となります。
〇水分の種類について
水道水の備蓄や、ミネラルウォーターの備蓄だけでなく、
普段飲み慣れている飲料の備蓄も大切です!
〇水分を摂取しないと・・・
過去の震災では、トイレに行く回数を減らすために水分、食事の摂取を控えるようになり、
下肢静脈血栓症ができやすくなる、
いわゆるエコノミークラス症候群になりやすいことが問題となりました。
水分の確保と同じくらい、トイレの確保も大切ですね。
今年の防災月間、ご自宅・職場の備蓄について見直してみませんか?