「低栄養」とは健康的に生きるために必要な量の栄養素が摂れていない状態を指します。
低栄養の状態が持続することで、筋力低下、免疫力低下、疲労感などが感じられます。
加齢に伴うの筋力・心身機能低下はサルコペニア・フレイルと呼ばれます。
高齢者は食事量の低下、身体活動量が低下することから低栄養になりやすくサルコペニア・フレイル・認知症リスクも上がりやすくなります。
低栄養はBMI・体重減少率・採血結果で診断できます。
食事からできる低栄養予防は、1日3食、主食・主菜・副菜の揃ったバランスよい食事をとることです。
食事量が少なければ、間食などで食べる回数を増やすことも低栄養予防に繋がります。
特に肉・魚・大豆・卵などの骨格筋の材料になるたんぱく質豊富な食品をとるように意識しましょう。
これから暑くなり、熱中症や食欲不振になる方がおられますが、無理内範囲で低栄養予防を行って頂ければと思います。
私たちは地域の皆様の低栄養予防に尽力できるよう努めて参ります。