高齢者の方でも食べやすく、栄養をとりやすいレシピの紹介です。

フレイル予防の観点から高齢者の1日に必要なたんぱく質の目安として、1.0~1.2g×体重(㎏)が推奨されています。
50㎏の方で50~60gのたんぱく質が必要で、メインのおかずだけで必要量をとるのは量的に難しいことがあります。

献立の工夫として、
おひたしにしらすをかけたり・・
スープに卵を入れたり・・
副菜・汁物などにも肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などのたんぱく質を多く含む食品を加えることがポイントで、

無理なく美味しくたんぱく質の摂取量を増やすことができます。

今回は旬のキャベツを使った豚汁を紹介します。

 

《材料(4人分)》
・豚薄切り肉  150g
・キャベツ   250g(1/4個)
・にんじん   50g(1/3本)
・しょうが   5g(1/2かけ)
・ねぎ     30g(1/3本)
・だし汁    3カップ
・みそ     大匙2
・ごま油    大匙1/2

《作り方》
①豚肉・キャベツはひと口大、にんじんは短冊、しょうがは千切り、ねぎは斜め薄切りにする。
②鍋にごま油を熱し、キャベツを入れ焼き色がついたら、にんじん・しょうがを加え油がまわるまでさらに炒める。
③豚肉を加え肉の色が変わったら、だし汁・ねぎを加え5分ほど煮て、みそを溶き入れる。

《栄養成分・1人分》
・エネルギー 195kcal
・たんぱく質 8.1g
・食塩相当量 1.5g