私たちは児童発達支援・放課後等デイサービス「ぽにー」にて、毎週木・金・土曜日に発達支援を必要とする児童へ向けた食育活動を実施しています。今回、その取り組みをまとめ、第66回日本児童青年精神医学会総会で発表して参りました。

学会は2025年11月13日から15日の3日間、AOSSA・ハピリンを会場として開催され、多くの専門職の方々が参加されていました。
本発表では、子供たちの特性と食育参加状況との関連や、食育を通してみられた食行動の変化を活動の成果として報告しました。
質疑応答では「食育を通して児童にどのような変化があったのか。」「集団参加による利点はあったか。」といった質問が寄せられました。これらに対し、食べられなかった食材でも自ら調理することで「食べてみよう」という気持ちが生まれたこと。集団で食育を行う場面では、年下の子供たちを手伝うなど子供たち同士のコミュニケーションが生まれ、意識の変化が感じられたことをお伝えしました。

今回の発表を通じて、食育の意義や可能性をより多くの方に知っていただくことができました。
食育に関心を持つ参加者の方々との意見交換も行われ、大変有意義な時間となりました。
