障がいについて医学的側面からの基本知識、分類、かかわり支援、家族の心理などを学びました。障がいを抱えている本人のほかに家族に対する理解を深めるために必要な知識も多く含まれており多くの学びに繋がったようです。
以下、新卒の日報を抜粋します。
(保育士)視覚障害、聴覚障害、言語障害、内部障害、知的障害等いろいろな障害が存在している中、知的障害について、グループワークを通し、実体例や考えを交換して共有することが出来た。配属先には、知的障害の子供達も多いと聞いているので、特性を知るとともに、その子にしかない取り組みやルーティーン等知り、関わりを持っていきたいと思った。
(医療事務)介護における尊厳の保持や、障害者福祉制度で学んだICFが、障害の理解でも登場した。生活機能の構成要素間の相互作用は、さまざまな場面で使われる考え方ということが、とてもわかったので、これは覚えておきたい。家族支援を考えるグループワークでは、家族会に紹介するしか支援する方法が思いつかず、苦労した。しかし家族支援を考える機会はこれからもあると思うので、さまざまな意見を出せるよう、サービスの知識を増やせるように動いていきたいと思った。
(管理栄養士)本日の研修では、特に家族支援の視点が今後の業務に活かせると感じた。家族支援とは家族への情報提供や介護技術の指導・アドバイス、介護負担の共有、家族に対する介護の承認・賞賛、物理的な介護負担の軽減、時間的・精神的な介護負担の軽減、家族会など同じ立場同士による交流など、様々な視点から行うことを学んだ。