日本の死因上位に挙げられる悪性新生物、脳血管疾患、肺炎など疾患の他にも、認知症、難病、そして老衰とは何か?新卒が現場配属された後に関わるであろう疾病や患者さまの心身の状態を、当法人の医師より学びました。加齢と共に変化する身体のメカニズム、そして医療業界のトピックであるACP(Advance Care Planning)のプロセスなど、超凝縮された講義内容でした。

以下、新卒の日報を抜粋します。

(医療事務)本日講義で習った疾患について、どれも名称程度でしか知識がなかった。今後業務を行っていく上で習った疾患を患っている方と関わる機会が多いと推測する。接する際に利用者と家族に不安を与えない様、疾患の症状や特徴について日頃から少しずつ知識を積み重ねていきたい。

(社会福祉士)ACPは何度でも行うことができることを学んだ。特に病状の進行に伴って揺れ動く気持ちが発生するため、その都度ACPを行い、実行にあたって医療ソーシャルワーカーとしてどんな人でも相談できる環境や雰囲気作りを心がけていきたいと思った。

(管理栄養士)心疾患の栄養管理では、教科書や病院などでは厳しい水分、塩分制限があるが、明確なエビデンスはなく、在宅の場合患者さんに拒絶されてしまう場合があるため、患者さんと相談しながら、病気の状況も踏まえて、バランスを考えて栄養介入をしていくことが大切であると学んだ。