こころとからだのしくみと生活支援技術についての研修をおこないました。

当法人の看護師が講師となり、身体に関する基礎知識として部位の名称や役割を学ぶ研修を行いました。合わせてコミュニケーションとして伝達手段が変化すると、どのように業務に影響を及ぼすかを体感するため、チーム内にて協力し、紙を切り輪を繋げていくグループワークを行いました。

研修の最後には日報を各自が社内SNSに投稿し、配属先の上司などが確認しています。本日分の日報から一部内容を抜粋します。

(社会福祉士)基礎的なことを知らなければ、患者様やご家族との会話はもちろん、多職種連携においても、誤解が生まれてしまったり間違った判断につながる危険性がある。そのため会話の中でよく出てくる単語や疾病、身体の構造については、しっかりと根拠を学んで理解することが必要だと感じた。

(管理栄養士)本日の講義は、解剖生理学であったため、学生時代に一度習ってはいたが、忘れていた部分もあったため、復習が必要であると感じた。また、障害を持った患者様にどう向き合うべきかを強く考えさせられた一日であった。

(医療事務)覚えることである「記銘」、一定時間覚えておくことである「貯蔵」、思い出すことである「想起する」が記憶の要素としてあることを学んだ。記憶の中にも分類があり、感覚記憶・短期記憶・中期記憶・長期記憶、長期記憶の中に非陳述記憶・陳述記憶がある。そして、非陳述記憶の中には手続き記憶・プライミングがあり、陳述記憶の中には意味記憶とエピソード記憶が、エピソード記憶の中には回想記憶と展望記憶がある。記憶だけでもこれだけの分類があるということを学んだ。