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医療崩壊を防ぐ新たな医療提供体制「神奈川モデル」

爆発的な患者の急増が起こると、医療提供体制に過剰な負荷がかかり、新型コロナウイルス感染症の患者だけでなく、他の医療提供体制にも大きな影響を与える「医療崩壊」を招きます。

神奈川県では、こうした事態を避けるため、自治体として「神奈川モデル」を構築し、医療提供体制の安定化を図っています。

合わせて当院においても自治体、医師会、病院、地域の医療/福祉事業と連携し、ネットワークを構築し、日々「神奈川モデル」に取り組んでいます。

体制図

当院では推奨される「神奈川モデル」を軸とし、下図のような体制を構築し、全体の状況把握、医師の調整、相談・診療・搬送依頼などのネットワークを構築しています。

ICTを活用した健康観察

■毎朝、LINEを活用した健康観察を行う

LINE療養サポー トの回答がない場合、またはLINEを利用していない方には、自動音声のAiCallで体調を聞き取り、システム(Team)への自動記録を行っています。

使用している各種システム

多職種連携ソリューション「Team」、オリジナルの業務アプリ開発のために「kuntone」を採用し、活用しています。

療養サポートの鍵となる「血中酸素飽和度(SpO2)」

対象となる患者様の指標としては血中酸素飽和度(SpO2)の測定が鍵となります。

・健康状態を測る指標としてのSpO2

感染者の健康状態を測る指標の一つに、血液中にどの程度の酸素が含まれているかを示す経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)がある。SpO2は、パルスオキシメーターと呼ばれる装置に指を入れることで測定する。正常値は96%以上。

・急な容態変化の予兆を見逃さない

SpO2が低下し呼吸不全の状態に陥っても本人に自覚症状がなく、本人が気付いた時には重症化しているケースが多い。
SpO2を測定することで、自覚症状がなくとも重症化のリスクを抱えた療養者を集中してサポートすることができる。

対象となる患者様

対象となる患者様は「SpO2 95%以下」「スコア3以上」「入院待機者」となります。 スコアの算定基準は下記表に基づきます。

業務の流れ

対象となる患者様を受領してから療養の終了までは以下の流れで行っています。

オンライン相談・診療

患者様まで訪問している看護師から、必要に応じて担当医には電話で相談が行われています。 担当医は看護師との相談を行い、必要に応じて(オンライン)診療を行います。

訪問時の装備

ご自宅への訪問時には装備と動作について厳格に基準が定められています。二次感染を防ぐためにも装備の着装と動作手順の確認が必須です。

神奈川モデルの実績

2021年7月6日〜9月15日までの実績データとして公表されている実績数は以下の通りです。

なくならない疾患との付き合い方

■平時医療の基本概念と同様の手段を確立

神奈川モデルの採用により医療の基本原則である「予防」「早期診断」「早期治療」の概念と同様の手段を獲得できました。神奈川モデルの採用は医療崩壊を防ぎ、医療提供体制の安定化に結びついています。

神奈川モデルについては神奈川県が提供する自治体のホームページにも記載されています。合わせてご覧ください。

神奈川県 新型コロナウイルス感染症対策の医療提供体制「神奈川モデル」ページ