サンライズファミリークリニックでは様々な医療・福祉系大学や専門学校における学生実習の受け入れを定期的に行っています。
2024年夏のお話になりますがアメリカのワシントン大学学生の受け入れを行いました。
アメリカと日本では医学部進学について大きな違いがあり、大学入学後に医学部の試験を受けて、それに合格してからようやく医学部進学のコースに進めるとのことです。
入試は日本のそれとは大きく異なり、学力重視のテストではなく社会活動などを通していかに自分が医師に向いているかや、医師になってどういうことをしたいのかなどをPRする項目があるようです。
今回の学生はワシントン大学2年生で生化学(Biochemistry)専攻してましたが、医学部試験のために臨床現場を見てみたい・日本の医療に触れてみたいということで御縁もあり、当クリニックに計5回も見学に来ていただきました。
その際は、日本とアメリカの医療の違いや学生生活・就職活動の違いなどをお話していただき、我々、受け入れ側としてもとても勉強させていただきました。
今回、彼の努力の甲斐があり、無事にワシントン大学医学部の研究ラボへのインターンが決まったとの連絡をいただきました。面接でもサンライズファミリークリニックでの経験を話し、実際の臨床現場で得られた感想は教授からも非常に高い評価を頂けたとのことでした。
お祖母様・お母様は日本にお住まいのこと、今後アメリカか日本のどちらかで医師として働きたいと語ってくれた彼の熱い想いはこちらも強く伝わり、彼の今後のご活躍の一助をできたのはとても嬉しい限りでした。また来日する際はぜひお越しください!