□ 日本児童青年精神医学会にて発表しました
2025年11月13〜15日に開催された「第66回日本児童青年精神医学会総会」にユニメディコ小児部の医師、看護師、作業療法士、社会福祉士、精神保健福祉士、管理栄養士などが参加し、一般口演・ポスターセッションにて学術発表をさせていただきました。
今回の総会は福井県で行われ福井駅前にあるアオッサ(福井県県民ホール)/ハピリンという非常に大きな会場にて実施されました。全国より病院や小児クリニックなどの医療機関や児童に関わる事業所の関係者が児童精神領域において研究成果を発表したり学びを得る全国規模の学会総会です。
特に不登校がテーマの一般口演では、100名以上の方に聴講いただき大変注目度の高いセッションとなる中、全10演題中ユニメディコにて6演題を発表させていただき、多くの方々に私たちが多職種連携チームで取り組んでいる日々の実績をお伝えすることができました。
ポスターセッションではぽにー所属の管理栄養士による『児童発達支援事業所・放課後等デイサービスにおける食育プログラムに関わる管理栄養士の活動報告』の発表を行なったほか、ユニメディコ小児部所属の資格職による口演も行われました。
『不登校児童への新たな包括的アウトリーチとして-訪問診療を中心とした多職種連携-』(医師)
『不登校児童への訪問看護における多職種連携の取り組みについて』(看護師)
『当院における不登校児童に対する在宅リハビリテーションについて』(作業療法士)
『不登校児童における感覚特性および感覚特性と再登校の関連』(作業療法士)
『当院の不登校児童における精神保健福祉士の活動報告』(精神保健福祉士)
『不登校児童に対する訪問診療におけるメディカルソーシャルワーカーの活動報告』(社会福祉士)
高齢者ではスタンダードとなっている地域での訪問システムが、児童精神科医の分野では一般化されていない中で、ユニメディコが実践している医師を中心としたチーム多職種での実績を学会発表にてお伝えすることができました。


□ ピアノに合わせてリズムよく♪ 児童発達支援で“集団音楽プログラム”
児童発達支援では集団音楽プログラムを実施しています。幼稚園や保育園でも親しみのある曲から、季節にちなんだ曲まで幅広く取り入れ、音楽を通して表現する楽しさを味わいました。楽器を交換しながら友だちと一緒に演奏する場面もあり、協調性や他者との関わりを育む時間となりました。
子どもたちは音楽を通して感情を身体の動きを使い表現することを学び、ピアノのリズムに合わせて笑顔で参加していました。

