
ユニメディコでは基本姿勢として患者さまや利用者さまの人権や尊厳を常に意識して医療・介護サービスに取り組んでいます。基本原則としてノーマライゼーションの理念があり、権利擁護つまりアドボカシーやエンパワメントの考え方は医療・介護でも基軸となるものです。
今回はこの基本概念や理念を学びました。新卒たちは今後職務をこなす上での基本姿勢や思想を、本日の研修から学んだようです。
以下、日報からの抜粋です。
(音楽療法士)尊厳について考えるグループワークでは「その人がその人らしくあるためのもの」「人として認められる」「尊重されるべき価値観」などの意見が出た。これから先、患者様と関わる際に尊厳を傷つけないよう注意するべきであると考えた。尊厳を守られていないと感じてしまう要因として「自分を否定される」「選択できない」などの意見が挙がったため、患者様、利用者様に何かを問いかける際、ご自身が選択できるアプローチを行う必要があるのだと感じた。
(社会福祉士)尊厳とは何かについてグループワークを通して考えた。普段考えることがあまりなかったが介護や福祉業界、これらに関わらず、人と関わるということにおいてとても重要なことだと改めて学ぶことができた。また、健康な人と比べると要介護状態の方や障害を持っている方など、弱い立場になった際に尊厳が侵害されやすい傾向がある。こういった時に、我々は尊厳を侵害しないように関わり、アドボカシーやエンパワメントといった支援を念頭において接することが大切であると学んだ。