神奈川摂食嚥下リハビリテーション研究会横須賀地区・通年講座として「災害時多職種連携」をテーマにユニメディコの歯科医師・医師・管理栄養士が講演させていただきました。
グループワークでは災害時の多職種連携について医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、言語聴覚士、歯科医師がそれぞれどのような対策を行えばいのか、症例をもとにディスカッションしました。災害時の事前の対策や地域の自助・共助の重要性を認識する機会であり、様々な専門職からの意見を含め我々にとっても学びとなりました。
今回の症例は台風で家族が家に戻れず一時的独居になった方、という個人レベルでの症例でしたが地域レベルの災害になるとさらに難しくなってきます。高齢者など、要配慮者と言われる方々を支援する私たち医療者が、日ごろから災害時にはどのように動くかを考えておく必要があります。「1病院、1クリニックで考えることでは限界があり、地域で考え自助、共助してしなければならない」という考えのもと、地域連携の中での災害対策についても引き続き取り組んで参ります。