札幌コンベンションセンターにて下記期間にて開催された学会に当法人の医師、看護師、作業療法士が参加いたしました。
第8回 アジア太平洋作業療法学会(APOTC 2024):11/6〜11/9
第58回 日本作業療法学会:11/9〜11/10
APOTCはアジア太平洋地域における作業療法の最大イベントであり、4年に一度開催される貴重な機会です。今回は「互いに支えあう地域づくり」というテーマのもと、持続可能で根拠に基づいた作業療法の発展を目指した国際的なプログラムが提供されました。
この学会では当法人の作業療法士が、小児分野にてこれまでの臨床経験や研究成果について口述発表をさせていただきました。発表後には、ニュージーランドでの作業療法士の方から質問をいただいたことが切欠で、障がいを持った小児へのアプローチ方法や文化の違いについて深い意見交換をさせていただくことができました。こうした国際的な視点での交流が、日々の実践に新たな気づきをもたらすものと感じています。
口述発表やポスター発表、シンポジウム、セミナー・ワークショップ、機器展示など、多岐にわたるプログラムが実施され、最新の研究成果や臨床実践に関する知識を深めることができました。また、プレコングレスイベントや学生向けプログラム、ウェルカムレセプション、懇親会といった交流の場が数多く設けられ、他国の作業療法士と意見交換を行う中で、国際的な視点を持つ重要性を再確認する機会となりました。
さらに、同会場にて開催された第58回日本作業療法学会との連携により、日本国内外の参加者と知識や経験を共有でき、異なる文化や治療アプローチについて学ぶことができたのも大きな収穫でした。
今回の学びを活かし、今後も地域や組織の中で持続可能な作業療法を実践し、支えあう地域づくりに貢献していきたいと考えております。