今年4回目となる「医科介護全体会議」を横浜市教育会館にて実施いたしました。午前中は看護部、小児部、栄養部、医療レセプト部、社会福祉士の部署・人員が各会議室に分散して会議を実行。午後からは大ホールにて医科事業本部、介護事業本部の常勤職員が集合して行われました。
今回はハロウィン当日の開催でもあったことから仮装しての参加も可とし、舞台上の飾り付けも相まって通常開催時とは違う盛り上がりがありましたが、内容は真剣そのものです。
理事長講話から始まり、当法人職員にて以下のような三部構成によるプログラムで開催しました。
〈第1部〉
人事部より人事制度の現状と今後の展開、福利厚生について
〈第2部〉
◇医師より「がんと緩和ケアについて」講演
◇虐待防止委員会によるシンポジウム
・身体拘束の基本
介護士より「身体拘束の適正化」
精神科医師より「認知症とせん妄」について
・身体拘束「0」を目指して~事例検討を通じた多職種の取り組み~
心臓血管外科医師より「異常行動・暴力行動に対して対応に難渋した認知症高齢者の1例」
・職業別プレゼンテーション
看護師より「看護師の立場から考える~身体拘束と向き合う~」
介護福祉士より「介護士の立場から考える」
理学療法士より「施設入所高齢者における身体拘束ゼロを目指して~理学療法士の立場から~」
ケアマネジャーより「抑制が必要と言われてしまったら~ケアマネの目線で考える~」
・上記発表者同士によるディスカッション
〈第3部〉
学会出席者による報告(前回会議開催後からの約2ヶ月間にて開催された学術集会・学会に参加した職員(学会講演者を除く)が知見を全職員に発表、内容を共有する)
・第26回日本褥瘡学会学術集会(看護師・管理栄養士による報告)
・第12回日本吃音・流暢性障害学会(言語聴覚士による報告)
・第28回PEG・在宅医療学会学術集会(管理栄養士による報告)
・第23回日本精神保健福祉士学会学術集会(精神保健福祉士による報告)
・第65回日本児童⻘年精神医学学会総会(看護師・児童発達支援管理責任者による報告)
・第33回日本LD学会(作業療法士・言語聴覚士による報告)
ユニメディコでは各エリア、事業所にて分散して業務にあたっているため、通常、会議体などはリモートにて効率よく開催されていますが、定期的に集合し、全体会議として顔を合わせて意思疎通を計ることに意義があると考えています。