
横浜市立大学附属病院のソーシャルワーカー2名がサンライズファミリークリニックまで1日見学に来てくださりました。
同病院とは患者紹介で度々連携を取らせていただいていますが、先方からソーシャルワーカーに訪問診療の現場を見学させて欲しいとの希望があり今回の見学が実現しました。
癌末期・末期心不全・摂取機能障害などの訪問診療で遭遇することの多い患者さん宅であったり在宅腹膜透析患者宅に訪問させて頂きました。ご自宅まで階段が何段もあり通院が困難であったり、自宅にエレベーターがない団地で孤立してしまっている方を経験して頂き「通院がどれほど大変なことかわかった」「病院に通えない方の支援がこれほど充実してると思わなかった」とのお声をいただきました。
また、横須賀市立市民病院の地域連携室にご挨拶に伺い病診連携の実際を経験して頂いたり、湘南病院では在宅医療外来の取り組みもご紹介させて頂き、病院と訪問診療が密に関わることで地域リソースを有効活用する方法などをご紹介させて頂きました。
現在まだ横浜市大病院の外来化学療法で通院中の方のご自宅に訪問した際には、患者さまからも「病院の方が来てくれてとても安心しました」とお声がけをいただき、ソーシャルワーカーの皆様も日々のやりがいを実感して頂けた印象でした。
横浜市大附属病院には10名のソーシャルワーカーが在籍されていますが、引き続き見学希望者がいるとのことなので、再度日程調整し受け入れをさせて頂く予定です。