在宅医療外来は急性期病院に入院されている患者さまが退院後、スムーズに在宅医療を受けることができるよう、横須賀地区でのサンライズファミリークリニックにて2024年1月から開始した取り組みです。

今回、年度末であることも踏まえ開始時からのデータや状況を共有する「一年を振り返る報告会」を国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院と共に行いました。

横須賀を中心とした三浦半島は人口に比べて病院数が少なく、いわゆる医療過疎のエリアです。横須賀共済病院は救急車受け入れ件数全国3位、また近くにある湘南鎌倉総合病院は毎年不動の全国1位であり、人口がそれなりに多いにも関わらず医療アクセスの悪さで救急搬送になってしまうという非常に問題を多く抱えた医療圏です。

限られた医療リソースをどのようにして分配するかは医療経済の観点から非常に重大なテーマであり、訪問診療クリニックとしては入院期間を減らし再入院を防ぐということが強く求められます。

最初は試行錯誤の連続でしたが、当院の「在宅医療相談室」が主体となり病院のメディカルソーシャルワーカーと積極的にコミュニケーションを取ることで新規患者の相談・受け入れのスピーディー化や、訪問診療クリニックとして病院に貢献できることはないかを考えつづける1年だったと思います。

次の1年も訪問診療から医療圏をどのように変えていくか、模索しながら精進したいと思います。