2025年3月15〜16日の日程にて、東京保健医療専門職大学で開催された「日本発達作業療法学会 第13回学術大会」にユニメディコの作業療法士、児童発達支援管理責任者が参加いたしました。

学会のテーマを「笑顔とつながりを育むこれからの作業療法」としており、発達領域における作業療法士の専門性や地域支援の現状と課題について、深く学ぶ機会となりました。

特に印象的だったのは、「発達の形式(できること)」だけでなく、その背景にある「発達の内容(感じること・体験すること)」を大切にするという視点であり、日々の支援でも子どもの内面の成長や主体性に寄り添うことの大切さを再認識しました。

また、こども家庭庁や療育相談センターの話など医療と福祉、学校連携など様々な事を学ぶ良い機会となりました。特別支援教育から作業療法士に対するニーズは特別支援学校が中心でしたが、近年通常級や支援級、通級指導教室にも派遣ニーズが高まっているとのことでした。

今回学んだ知見については、今後の業務やチーム内での支援方針の共有に活かしていきたいと思います。また、今後も発達領域における作業療法士の役割や専門性について考え続け、学会テーマである「こどもの笑顔とつながり」を作っていきたいと実感いたしました。